
先日新しいノートPCを買った。Lenovo Yoga 710。薄型で軽くてなかなか良い感じ。まだ本格的な作業はさせていないが、特に動作が遅いということもなく今のところ概ね満足している。
しかしどうしても許せない事がある。ファンクションキー(F1〜F12)が、画面の明るさ調整とか音のミュートとか、ハードウェア特有の動作に割り当てられている。本来のF1〜F12のキーとして働かせるにはFnキーを押しながらでなければならない。アプリを閉じるのにAlt+F4とか普通に使う自分としては、それをこのPCを使っている間はAlt+Fn+F4のように押せと言われても無理。
どうやらこれはThinkpadシリーズからの伝統らしい。Fnキーを直す作業はThinkpadユーザーにとっては名物と考えられているようで、ググれば断片的にではあるが直し方の情報はそれなりに出てくる。
結論から言うとBIOS設定画面で直せる。しかしWindows10では起動時間が早すぎてBIOSに入る操作が間に合わなかったり、F1キーを押せと言われてもそもそもそのF1キーの機能が反転していたり、本当はF2キーなんじゃないの?みたいな疑問が湧いたり、さらに型番が違っていたりBIOS画面が違っていたり英語版だったり…とにかく情報がこんがらがっている。
これらの情報は最近Yogaを買った人向けではないなと思ったので、今回私が日本のLenovo Yogaシリーズ購入者向けに画像つきで手順を解説しなおしてみることにする。(2017年3月現在)
Fnキー動作の反転の仕方
まずはBIOS設定画面への入り方。Windows10が起動している状態からスタートする。作業中なら保存するなどして全てのアプリを閉じておくこと。
スタートメニューから「設定」を開く。
「更新とセキュリティ」を開く。
「回復」を選び「PCの起動をカスタマイズする」欄の「今すぐ再起動する」を押す。
再起動後に「オプションの選択」画面になったら「トラブルシューティング」を選択。
「詳細オプション」を選択。
「UEFIファームウェアの設定」を選択。
「再起動」ボタンを押す。
これでやっとBIOS設定画面に入れる。入ったら、カーソルキーの右を押して「Configuration」に移動し、カーソルの上下で「Hotkey Mode」を選択しEnter。EnabledになっているのでこれをDisabledに変更してEnterする。
最後にカーソルキーを右に3回押してExitに移動。「Exit Saving Changes」を選んで[Yes]でEnter。
再起動後、ファンクションキーが本来(F1〜F12)の役割に戻っているはずである。お疲れ様でした。というわけで、私はYogaでけものフレンズをコマ送りで鑑賞する作業に戻ることにしよう。
HotkeyモードをDisabledにした場合、Functionのキー(F1等)を押下した場合にはF1が押されたことになるということですが、逆に、Fnキーを押しながらの場合は、Hotkeyに割り当てられた、例えばMuteや音量変更などが使えるということでしょうか。
よろしくお願いいたします。
そういうことです。本記事内容の設定を行うことでFnキーの効果が反転し、設定前はFnキーを押さずにファンクションキー単体で行っていたMuteや画面の明るさなどの効果を、設定後はFnキーを押しながらファンクションキーを押すことで行えるようになります。
※返信遅れてゴメンナサイ
感謝でいっぱいです。
おかげさまで気持ちよく作業を行えるようになりました。
ありがとうございます!
ありがとうございました^^
助かりました。